不意に気になった事、それは、タイトルどおり、「システム開発は悪なのか?」
恐らく大半の方々は、システム開発を悪だとは考えないと思います。
新規システムの導入によって、従来の面倒な作業が効率化されたり、更に高度な生産が可能になったりしますので、逆に良いものと考えられると思われます。
私もエンジニアとして、そう思っていましたし、お客様に喜んでもらいたいと思って開発等をしています。
しかし、この「システム開発」というものを更に深く考えると、この考えに若干の疑問点が...。
そもそも、システム開発はなぜ行うのでしょうか?
お客様から受注してシステム開発を行う場合、お客様はお客様の業務の効率化を考えているはずです。そうでなければ数百万、時には数千万、数億円もかかる業務システムなんか導入しようとしません。
多額の金額を投入してまでシステムを入れるわけですから、お客様は当然、導入費用を回収するはずです。どうやって回収するか?
これには色々な方法があると思いますが、恐らく人件費を削るのが一番効率的と思われます。
更に、現状では急激な景気の悪化も付いてきます。
それらを考慮すると、「例年、数人採用しているが、今期は見合わせる」、「効率化で人員が余剰になったので、配置転換やリストラを行う」、「仕事量が減ったので新卒3人採用するより、中途1人採用のほうが即戦力にもなり、業務も十分遂行できる。しかも、安い」という事も考えられます。
まとめると、「システム開発を行うことは、間接的に人員整理に協力し、または人員整理を後押ししているのではないか?」ということです。
とは言え、様々な業務システムを必要とされているのも確かですし、私や他のエンジニア達がやっている作業が必要とされていることも確かです。私も、エンジニアを辞める気はありません。
もしかすると本当は、エンジニアはこれに気づいてはいけないのかもしれませんし、考えてはいけない部分なのかもしれません。それに、これに関しての模範解答は恐らく存在しません。なぜなら、今後、いかなる新規業務システム(ライフラインも含めて)も開発しないとなれば、たちまち支障が出るほど、現在のどんな職種・業種の業務もシステムに依存しているからです。
ならば、話は一回りして、「お客様に喜んでもらえるシステムを構築する」というのが落とし所なのでしょうかね?
んー、わからん。
